老人など詐欺師に騙されちまえばいい

年寄りは社会のお荷物なんだよ。最近の年寄りは長生きしすぎ。八十、九十まで生きやがる。社会の役に立つのなら、ヨーダのように九百年生きてもかまわないが、ほとんどのジジババはただの穀潰しだ。

国家の財政は逼迫しているというのに、三千万人ものジジババが、お国から年金という名の小遣いを頂戴している。三千万⁉ おいおい、全人口の四分の一がただメシ食ってんのかよ。すごい国だな、ここは。

迷惑なのは若い衆だ。国の金庫がピンチだからといって保険料を引き上げられる。そのくせ将来自分が受け取れる保証もない。だから滞納するやつが増え、ますます保険料が上がる。

その一方で、医学は発達し、食生活が向上するものだから、年寄りはますます長生きしやがる。年金受給者が膨れあがり、保険料の引き上げにつながる。ふざけんなってーの。年金だけじゃないぞ。医療費は優遇されている、公共交通機関も無料だったり大幅な割引があったりだ。

そうやって何くれとなく補助してやり、それが結果的にこの国を食い潰すんだよ。ジジババの意識にも問題がある。優遇されて当然と思ってやがるからな。シルバーシートの真ん中にふんぞり返り、両脇に荷物を置いているバカもいる。まさに老害だな。

与えられるだけ与えられておいて感謝の気持ちを表わさない人間はクソだ。少しは社会貢献を考えろよ。じゃあ年寄りにとっての社会貢献というのは何かというと、そりゃ、とっととあの世に行くことさ。だいたい『余生』なんていうが、余りというからにはなくてもいいものなんだよ。だったら潔く捨てちまえ。だろ?

そうそう、社会貢献といえば、一つ心暖まる話をしてやろう。わが国の一千四百兆円の個人資産のうち、半分は六十歳以上が保有している。しかもその半分以上が現金と預金だ。どういう意味かわかるか? 老人は、ガッチリ金を抱え込んで使わないんだよ。

それが何を意味するかわかるか? 金が回転しなければ景気は絶対に良くなりっこないのよ。逆に言えば、ジジババどもの財布の紐が緩くなれば、こんな不況なんてすぐに解消される。

詐欺師は景気回復のために一肌脱いでるわけだ。ジジババに死に金を使わせ、市場を活性化させている。